引き続き
話を聞き進めていく上で欠かせない
『3つの基本的な観点』について
お伝えしたいと思います
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1、具体性
2、列挙
3、サマリー
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相談者の言っていることの本当の意味と
こちら側の認識をすり合わせていきながら
話を進めていくことが大事ですよと
だから話は具体的に掘り下げて
聞いていきましょう‼️という
のが前回のお話
今回は
2、列挙
についてお伝えしたいと思います
例えば、相談者がこんなことを言ってきたとします
『最近、モヤモヤすることがありましてぇ…』
どうしたんですか?と詳しく話を聞いていったとします
『会社で営業部に所属しているんですが、
ここ3ヶ月くらい結果が全然ついてこないんですよ』
このような展開になったと仮定します
どんな具合なんですか?と話を進めていきながら
具体的に状況を把握していきますよね
で、実はここから見えない分かれ道があるんです
1つ目はこのまま話を聞き進めて深掘りする
→縦掘りの展開
2つ目は他にも何か思い当たることないか聞いてみる
→横掘りの展開
1つ目のルートで、そのまま詳細に話を聞いていきながら
ある程度、解決の目処が付いたとしましょう
そこで、最初のモヤモヤについて聞いて見ると
『ん~、まだちょっとモヤモヤする』
みたいな煮え切らない返答が来たという経験はありませんか?
時間かけて丁寧に話を聞いていったのに
最後になって、あまりクリアになっていない
これはお互いにダメージが大きいですw
どんなことがモヤモヤするのか
ある程度聞けたタイミングで
『そんなことがあったんですね、
ちなみに他にも気になっていることありますか?』
と、横展開してみます
すると、
『他ですか?ん~、そうですねぇ、
最近パートナーとの関係もあまり良くないというか…』
って、新しいテーマが出てくることがあります
もし、他にもまだありそうな雰囲気があったら
一旦、全部テーブルの上に列挙してもらうのが
得策だと思います
大なり小なり複数あるなら
その中で関連するものなのか、
全く別物なのかを整理します
結果的に最初のテーマとは違うものが
一番モヤモヤすることが見えてきたり
なんていうケースはよくある話です
相談者が今言っていることだけを
具体的に深掘りして進めていくのではなく、
初期段階で『他にも聞いてみる』
という列挙の観点も意識してみてください
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