TRUNKが幹という意味であるように
TRUNKメソッドでは、テクニックやスキルの前に
その基盤となる在り方や考え方を大切にしています。
むしろスゴいテクニックなどなくても
この基盤がしっかりしていれば
ベーシックなスキルだけで十分だと思っています
そのベーシックなものの中から『振り返り』について
お伝えしていきたいと思います。
『振り返り』
言葉の通り
これまでを振り返りながら
良い所はさらに伸ばし
悪い所は修正をして
フィードバックをかけていく
そして、次の戦力を練るわけです
なぜ、振り返りが大切なのか?
例えば
きこりが森で木を切り倒している
毎日、切り倒していくが次第に
斧の切れ味が悪くなってくる
すると以前より力強く、
早いスピードで切らないと
同じパフォーマンスを保てなくなる
つまり対応ができなくなってくる
そこで大事なのが
一旦手を止めて
『刃を研ぐこと』
メンテナンスをすることです。
コーチで言えば
『振り返り』です。
特に私たちは問題解決のプロセスを扱うのが仕事です
なおさら大切ですね!!
『振り返り』をする際
<自分の悪いところばかりが気になる>
という方がいます。
それが原因で凹むというのは
もったいないない気がします
自分で自分の勇気くじきをするようなものです
大事なのは『なんのためにそれをするのか?』です
フィードバックをかえて、
よりブラッシュアップしたいのだとしたら、
いつもと少し違う視点が必要になってきます
ここでおさえておきたいのが、
物事には良いことも悪いこともない
あるのはただそういう事実があるだけです
それに対してどう意味づけをするのかは本人次第です
うまくいかないという事実
これに対して不満を挙げればキリがないですが、
一方で、
うまくいかないからこそ、できたときの成長率が高い
うまくいかないからこそ、教える立場になった時に経験を活かせる
うまくいかないからこそ、試行錯誤してその分野に詳しくなる
など同様に良い側面も挙げたらキリがないです。
つまり何を採用するかということ
クライアントに対して
『ここ全然できてないよ!』
『ちっとも成長してないよ!!』
って、出来てない所ばかりをフィードバックしませんよね
そういうリクエストがない限りは(笑)
とはいえ、どうしても自分の事となると
できていないところに目がいってしまいがち
クライアントさんに
『良いところも見つけましょう!!』
といいながらコーチ自身は
『私はいいの』
という訳にはいきませんよね(笑)
でも、なかなか難しいという方
というか以前の私がそうだったのですが、
この質問を知ってから意識がガラっと変わりました
『愛情の反対は憎しみではない。無関心だ』
マザー・テレサの有名な言葉です。
ここまでは私も聞いたことがありました。
では、
『ありがとうの反対は?』
ん?
ごめんなさいかな…
みなさん何だと思いますか??
だそうです
深いっ!!
【当たり前】
だと思っていることに対して
『ありがとう』という感謝の気持ちは生まれない
そう考えると
今のあなたのしていることは本当に【当たり前】のことですか?
チャレンジしてみよう!!と
一歩踏みだした過去のあなたがいたから今があります
自分の成長がなかなか見えないそんな時は
【当たり前】だと思っていることを探して見てください
そしてこう自分に問いかけてみます
『これは本当に当たり前なのだろうか?』と
これまで陽が当たっていなかった
自分の長所が光に照らされ輝き出します
スタートしたときから考えたら
ずいぶんできるようになったところ
あるよな~
今はまだ出来てないけど
できるようになったらスゴい事になるぞ!!
そうやって自分にも
クライアントと同じように関わっていく
自分にできるようになったら、
もうスキルとかいらないです
その経験から伝えられることがたくさんあるからです
どこの本にも載っていない
あなただから伝えられる
セッションです
今年も残すところあとわずか
ぜひご自身の『振り返り』やってみてください♪
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▼まとめると♪
振り返りでは『自分の当たり前』を疑ってみる!!