人生の課題は先送りできても逃げ切ることはできない

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【8年前の今日の投稿】
『人生の課題は先送りできても、逃げ切ることはできない」
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認知症高齢者が感じる世界を受け入れ、
共感する方法の一つである『バリデーション(承認)』を開発者し、
高齢者ケアの専門家として国際的に活躍されている、
ナオミ・フェイルさんのセミナーに行ってきました♪
(8年前ね^^;)
介護関係のセミナーに参加したのは、今回で2回目。
実はまだコーチングを始める前の会社員時代に、
おじいちゃんの介護でホームヘルパーの資格をとりに
参加したことがありました。
今回の目的は、フィールドは違えど『共感、承認』など、
コミュニケーションの根幹となる考え方やスキルを
一流の人から学べるチャンス!!ということで、
参加者はほぼ介護関係者でしたが、
あまりアウェイ感もなく参加できました。
フェイルさん、
小柄なカワイイおばあちゃんという第一印象だったのですが、
話始めたら一瞬で場の空気もってかれました!!
81才とは思えないエネルギー、そして女優級の演技力!!
認知症になった方の中には、
急に人格が変わったように
別人になってしまうことがあるそうです。
たとえば、
とても誠実だった方が、嘘ばかりつくようになったり、
穏やかだった方が急に口が悪くなって暴言を吐く
すごく明るかった方が、1人の世界に閉じこもってしまう
とても真面目で品のあった方が、卑猥な言葉で周りの人に絡んでいくetc…
他にもいろいろ事例を紹介してくれましたが、
これは別人になったのではなく、
もともと自分の内側にあったもので、
ずっと押し殺してきたものが、
認知症をきっかけに表面に現れた
だけなんだそうです。
本当はこうしたかった…
もっとこうすれば良かった…
本当はこんな気持ちだった…
だから、これまで押し殺してきたものを
本能が解放しようとしていく
これは安らかな死を迎えるために
必要な儀式みたいなものだとお話していました。
だから、私たちはそれを否定するのではなく、
バリデーション(承認)が必要なのだと。
表面に現れた一部分を見るのではなく、
その奥に隠れている世界観、感情に寄り添うのだと。
今までたくさん我慢してきたんだよねと。
そして、その感情を味わい切ったときに、
精神の安らぎを手に入れて、
穏やかになっていくそうです。
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〜ナオミ・ファイルさんから学んだ人生の教訓〜
人生の課題は先送りできても、逃げ切ることはできない
胸に響きました!!
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