【7】『ぶっちゃけ論』

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ん?

 

なんかモヤモヤする

一応、セッションは終わったけど
なんだろうこの違和感は…

 

セッションの後半あたりから

クライアントさんの表情が

曇っていたのが気になる

 

クライアントさん、セッションに満足してなかったのかな?

なんか嫌なこと言ってしまったのかな??

 

こんなことを考えているうちにどんどん心配になってきて

セッションの帰り道になんとも言えない気持ちになる…

 

 

なんていう体験はないですか?

 

 

気になっているから後でメールで聞いてみようかな…

でも、なんてメール入れようかな…

 

こちらの勘違いで何事もなければいいですが

こういう場合、時間が経てば経つほど対応が難しくなってきます

 

そして、そのコーチとしてのモヤモヤ

だいたい合ってます(笑)

 

なぜならコミュニケーションは何を言っているか?より

どんな風(状態)に言っているのか?

表情、言い方、態度などが極めて重要になってくるからです

 

 

例えば、『ありがとう』という嬉しい言葉も

目も合わせずにボソッと早口で言われているところを

想像してみてください

 

嬉しいですか?(笑)

 

なんかモヤモヤしますよね

 

それは何を言ったかではなく

どんな風(状態)に言っているのか?

 

に言葉になっていない【メッセージ】

隠されているからです

 

クライアントの顔が曇っている

ほっといちゃダメです(笑)

 

セッションでは、クライアントの言葉だけでなく、

その表情・態度の違和感に気づいたらすぐに対応するべきだと思います

 

でも、なんて言ったらいいのか…

 

これを解消するマジックワードが『ぶっちゃけ論』です

 

『なんかモヤモヤしてそうな印象を受けているのですが、

ぶっちゃけ、どうですか??』

 

こんな風に私はストレートに聞いています(笑)

 

もちろん、言い方は関係性によって変えなくてはいけませんが

『ぶっちゃけ』とは、『率直に今思っていることを聞いてみる』ということ

 

すると、

 

『そうですね、ぶっちゃけぇ…

これまで自分でも考えていたことを話している感じです』

 

というように

なぜ表情が曇っていたのかの〜理由〜がわかるわけです

 

だとすると、クライアントの本音を聞き出せないまま

セッションを続けて、カタチだけで終わらせたとしても

お互いにとっていい時間にはならないですよね

 

主張ができるクライアントならいいですが、

コーチに気を使って本音を言わないことも多い

一所懸命セッションしてくれているコーチを前にして

 

『全然スッキリしてない!!』

 

とはなかなか言いづらいですよね(笑)

 

そのメッセージが、表情であり、態度といった『非言語』に現れているのです

 

〜なんか違和感を感じたら【ぶっちゃけ】の心で関わっていく〜

 

気の利いた質問をする、勇気づけをすることも大事だと思いますが、

いつでも【ぶっちゃけ】の心で関わることが、クライアントに寄り添うという

ことなのかもしれません

 

【セッションの中身】についてのコミュニケーションだけではなく

 

【セッションに進め方】についてもコミュニケーションをとってみましょう♪

 

 

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▼まとめると♪
表情・態度にクライアントの本音が隠れている!!
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