【TRUNK】『何度も同じ話をする人』

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セッション中(相談を受けている時)に同じことを
何回も言うクライアントさんっていませんか?

 

コーチやカウンセラーをずっとやっていると
1回か2回位はそういうクライアントさんと
セッションしたことがあったのではないでしょうか

 

なぜ、ですかね??

不思議ですよね

 

同じ話をグルグルグルグル繰り返す人もいれば、
同じフレーズを連呼する場合もあるんですよ

 

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例えば

『それだけは絶対嫌なんです!』

しばらくして

『はい、だからそれだけは絶対嫌なんです!』

とか同じフレーズを何回も言ったりする

 

 

これは、
意識的か無意識的かは置いておいて、
私は《本当に伝えたい!》というか、
《本当に聞いてもらいたい》ところを
聞いてもらえていないよという
サインだと思っています

 

あからさまに同じ話をするわけではなく、
恐らく無意識に話してしまうのですよね

 

それは、自分が一番共感してもらいたい所や、
聞いてもらいたい所を
しっかり聞いてもらえていない気がするから
またその話が出てしまう

 

要は感情が昇華されてないから
「あ~伝わった」とか
「分かってもらえた~」と言う、
そういう風な繋がりが感じられないから、
自然と同じ話を繰り返してしまっているのだと思うのです

 

 

ある時、TRUNK METHODのクラスのなかで、
生徒さんからこんな相談がありました

 

最近、毎日のように義理のお母さんが家に来て、
色々と、あぁだのこうだのと
愚痴をこぼして帰るのだそうです

 

ちょっと神妙に聞き始めたものなら、
ここぞとばかりに延々と同じ話をするからシンドイと

 

「はいはい」と聞いてはいるものの、
なかなか話が終わる気配がない

こんな時、慶人さんどうすればいいですか?

と言うので、逆にその話について

“もっと詳しく”聞いていってみたらどうですか?
と答えました

 

 

解決とかはしなくていいので、
感情に寄り添ってみてくださいと

 

『えぇ~!! そんなことがあったんですか!!!』って共感しながら、
「うわ~、そっか~」「え~!!」っていう風に、
ただ感情にだけ寄り添ってみてください、実験だと思ってと

『わかりました!!
 一週間に何回も来るのでちょっとやってみます』

と言って、その後、実際にそんな風に関わって聞いたそうなんです

そうしたら、

『そうなのよ!!!』とお義母さんが更に興奮をして
『でしょう!!そうでしょう!!』と言って、

一通りしゃべったらスッキリしたみたいで、
そのあとニコニコして帰って行ったと言うのですw

 

笑い話じゃなくて、これ本当の話です

 

相手が一番伝えたい所や
共感してもらいたい所をしっかり聞かずに、
ただコンテンツ、話だけを聞いてしまいがちです

 

感情にまったく寄り添っていないから、
分かってもらえた気がしなくて
何回も同じ話をしてしまう

 

そういうことって
やっぱりあると思うのです

 

 

同じ話を繰り返す人、
同じワードを連呼する人
あと、自慢話が止まらない人も(笑)

 

余談ですが、自慢話が長い人も
思いっきり承認しながら話を聞いていると
満足してそれ以上、多くを語ろうとは
しなくなる傾向があります

 

自慢話は承認欲求から来る場合が多いので
そこが満たされれば目的は達成されるわけです

 

もちろん、カタチだけ寄り添って
聞いてるふりをしてもダメですよw

 

 

 

というわけで、
セッションをしている時に、クライアントさんがもし、
同じワードを2回、これさっきも言っていたなとか、
あるいは同じ話をしているなと思ったら、

 

その人の感情に寄り添って聞けていない

というアラームだと思ってみてください

 

そこのところをしっかり聞いてあげながら、
その奥にあるものに寄り添おうとすると、
セッションの質がグっと深いものに
なるのではないかと思います

 

 

 

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