『不思議の国のアリス』
でアリスがチェシャ猫に道を尋ねるシーンがあります
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アリスが二つに別れる道に差しかかったとき
アリスはチェシャ猫に聞きました。
『私はどっちの道に行けばいいの?』
チェシャ猫は答えました
『どこに行きたいのかわからなければ、
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コーチング然り!!!
前回の記事でセッションで迷子になったら
勇気を持って一旦流れを止めましょう!!
ということをお伝えさせていただきました
セッションで迷子になるということは情報量が多すぎるせい
または掴みどころがない、要領を得ない時がほとんどです
情報量が多い時には整理が必要です
整理力に関してはいずれお伝えしたいと思います
掴みどころがない、要領を得ない話をずっと聞いているのは
どんなに話を聴くのが好きな人だとしてもちょっと苦しいですよね
ひたすら聞いた所で何も前に進んでない
クライアントの満足度も著しく低い
これはコーチとしてつらい
何も解決なんてしなくていい
ただ、私の話を聴いてほしい…
こんな時ではない限り
ひたすら傾聴するだけでは
限界を感じます
じゃあ、どうすればいいのか?
ここではシンプルな考え方だけお伝えしたいと思います。
つ
・
ま
・
り
クライアントが
『何に困っているのか?』
ということです
よく質問されます
『慶人さん、こういう場合どうすればいいですか?』
その時に必ず確認するのは
『クライアントが“本当に”困っていたことは何ですか?』
すると
『え?本当に困っていたこと?ん〜そう言われるとよくわかってなかったかも…』
つい解決方法にばかり目がいってしまい
【問題の本質】を捉えられていない
TRUNKメソッドでは
この【問題の本質】を捉えることに
特化したトレーニングを提供しています
例えば、テーマが『ダイエット』だとしましょう
そこで私が聞きたいのは『ダイエットができない』
というテーマでなく
【どんなポイントで困っているのか】ということです
例にあげると
▼ダイエットするための習慣がつくれなくて困っているのか?
▼
▼
などなど、ダイエットという切り口でも、
それがわからないのにどうしたらいいのか?へは進めません
冒頭のチェシャ猫が言うように
何に困っているのか?
そしてどこにいきたいのか?
これらの【目的】が明確にならなければ
セッションで何を聞いたとしても同じ迷路の中を
さまよい続けるジプシーとなってしまいます(笑)
セッションで迷子になった時こそ
『クライアントが“本当に”困っていることは何か?』
『そしてどこにいきたいのか?』
を明確にしましょう!!
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▼まとめると♪
『何にお困り?』シンプル思考でセッションジプシーから卒業!!
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