『セッション中のメモをオススメしない理由とは!?』

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Q、セッション中にメモを取りながら話を聞いてはいけないのですか?

 

A、話の構造が複雑で見える化した方がわかりやすい時や、
  ブレインストーミングしている時など,
  一部の場合を除いて、基本的にセッション中にメモは取りません

 

 

たまにノートを広げて相談者の話をひたすらメモりながら
コーチングしている光景を見ることがあります

 

この時に大事なのが、上記に挙げたような
<意図>があるのかどうかだと思います

 

意図がないのに、情報を聞き逃さないように
ひたすらメモを取りながら話を聞いている…

 

なぜ、オススメしないのか?

 

それは、話の情報をメモに取りながら聞くことで
『非言語の情報』を見落としてしまいがちだからです

 

話している時のちょっとした表情、言い回しなどから
相手のリアルタイムの心境を察知することが
おろそかになってしまう

 

ココ、ものすごく重要なところです

 

 

人は言葉(=情報)と感情がチグハグな
言動の不一致がしばしばあります

 

 

例えば

『大丈夫です!』

言葉では大丈夫と言っていますが…

 

いやいや、その言い方全然大丈夫じゃないでしょ(笑)
その顔!大丈夫じゃないじゃん(笑)

 

こういうシチュエーションありませんか?

 

これは『言葉の情報』からではなく、
相手の表情、言い回しといった
『非言語の情報』から読み取っています

 

メモを取ることがダメなのではなく、
メモを取ることで一番重要な情報(非言語)
を見逃してしまうのはモッタイナイということなんです

 

逆に、言葉にできない非言語の情報を
キャッチできるようになると、
相手のちょっとした表情から

 

ん??

 

という違和感を見逃さないので、
そこを起点として新たな展開が生まれて
一気に解決までの道筋が見えることもあります

 

 

 

 

話の要点がおさえられれば
セッション中にメモを取る必要が
ほとんどなくなります

 

実際、TRUNK METHODのトレーニングでも
必要な時(意図がある)以外にメモを取るのを
やめて、ポイントをおさえて聞く練習をしています

 

トレーニングすれば誰でもできるようになるので
ぜひ身につけておきたスキルです

 

 

 

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